転醒編初期光導考察

この数ヶ月、SBなどのイベントは全て自粛されバトルできる環境がかなり限定されている中、今回、新章がはじまるなかこれからの光導デッキについて考えていきます。

去年散々強化をもらった光導。ですが早速新しい強化がもらえることが確定しました。

「永遠のキズナ　馬神弾」、現在では画像と効果がバトスピ部で公開されています。

こいつ、光導の欲しいものをめちゃくちゃ盛り込んでます。

まずはシンボル、赤。強い。なにが強いかって、サジタリアスドローが2コストで使える。さらに、軽減シンボルの色が変わらないストライクジークヴルムサジッタや青ストライクジークヴルムなどの色の軽減を必要とする強力なスピリットを出しやすくなるのはかなり助かります。

先攻でダブルシンボルがつくれるため、2ターン目にセフィロアリエスを召喚するいう、今まで1ターン目に2アクション必要だった強力な動きも安定してできるようになります。

レベル2の神域では神シンボルが六色のシンボルになるため、スコーピオンパイルなどの強力だがコストが嵩張るカードを使いやすくしてくれます。クローズドジェミニが楽に撃てるようになるのは夢のようです。

ついでのように神託時のサーチ効果も。初動として理想的なカードです。

強力かつ便利な新カード。このカードにも短所があります。

まずはコスト。4コスト3軽減。軽減の色はバラバラです。超星用でもある為、紫の軽減もあります。神と紫は序盤で用意できますが、前述の通り光導は赤のシンボルを作りにくい性質があります。その為このカードを配置することに若干ハードルがあります。

2つ目は環境。転醒編から創界神のシンボル、または創界神自体に触れる効果を持つカードが多く登場しました。その為新カードの最大の長所であるダブルシンボルがあまり旨味を得られない恐れがあります。さらに言えば、シンボルを六色にするにはコアが3つ以上必要なことも新環境では向かい風になると思われます。

３つ目にして最大の弱点、色です。

このネクサスの色は赤、星界放の対象ではないということです。

フィールドにこのネクサスのみの場合、光導デッキの軸となるスピリットたちの持ち味が発揮できないというのはなかなかのデメリットです。

これらのことも踏まえながら考えた新環境の光導デッキがこちら

コントロール寄りで、リブラゴレムのデッキ破壊、またはセフィロ・アリエスで殴ります。

デッキの軸となるのはセフィロ・アリエスX。

このカードが環境に刺さることがあります。それはコアロック。起幻デッキに刺さります。

なにが刺さるのか。

転醒カードで特に強力なのは各色の世界ネクサス、そして新き世界。これらは起幻デッキには必ずと言っていいほど採用されています。これらが転醒する時「ソウルコア」を乗せる必要があります。ここにセフィロ・アリエスのコアロックが発動しているとどうなるのか。

一度転醒すればコアロックが発動している間はソウルコアが移動できない為、他の転醒ネクサスが転醒出来なくなるのです。

さらに、根源回帰もコアの支払いができなければ使えず、コアロック、さらにはシュタインボルグのコアシュートも合わされば根源回帰も発動させないことも可能です。

永遠のキズナ　ダンの登場で使いやすくなった青ストライクジークヴルムもいい仕事をします。

ネクサスがほぼどのデッキにも採用されていると言っても過言ではないこの環境では青ストライクのアタック時効果が発動しやすく、ネクサス破壊、ハンデスともにバチマンドゲールや凍れる火山を使う白のデッキには強烈に効きます。

ネクサス破壊で相手の転醒のタイミングをこちらがコントロールすることもでき、仕事の多いカードです。

ついでに、光導の天敵ファラオムも剥がしてくれる為使いやすくなったのは本当に助かります。今までも採用したかったのですが、永遠のキズナ　ダンのおかげで2枚も採用できるようになりました。

他に変わったことといえばキャンサーシェル。

防御面だけでなく初動のカードでもあり、このデッキの隠れ主人公ジェミナイズXの効果で2回発動すれば手札の枚数が増えるだけでなくトラッシュも増えるためサジタリアスドローより強い面も。このカードも永遠のキズナダンの恩恵を受けているための採用です。

ここまで必死に書いたのは、去年ずっと使い続けたデッキに愛着があり、まだまだ使いたいからです。これからもできる限り調整して使い続けたいです