ボルグ光導 解説篇

今回は前回紹介した光導デッキの解説回。

リストや主な戦い方は前回の記事を読んでください。

というわけで構築の説明。

 

 

まずは初動のカード。

3コストスピリットは9枚。シープは中盤以降、トップで引いてもなにも解決できない上、ボルグ Xという最強コアブ要員が登場したので優先度が低め。初動では使うし、神託が実質タダなので採用はします。

創界神は8枚。このデッキは初手に創界神は絶対必要なのでこの枚数。リリアは1枚で仕事をし、アポローンは1コストで配置、ダンは必須なのでこの枚数配分です。

 

ちなみにですがこのデッキはトラッシュに落ちればボルグ Xで回収できる為、ダンが今までの光導と違って依存率が低いです。

 

 

次に大型スピリット、、の前に。

このデッキ、みて分かる通り4コストのスピリットが入ってません。

理由としては、4コストの光導スピリット殴らないと仕事をしないことが多い為。

このデッキはボルグ Xが出てから殴るため、殴らないと仕事をしない4コストスピリットは少し使いづらい。ドラグタウラスのバウンス耐性は欲しいですが、結局バウンスしてくる甲竜はその耐性を突破してくるため不採用。

もう一つの理由として、レムリアの煌臨元になり得ないということ。

レオザード単体ではボルグ Xと相性がいいですが、そこから相手を倒すだけの打点を確保するにはレムリアが必要。ボルグ Xは残しておきたい上、リリアの神技の対象が増やせるということで、コスト5以上のレオザードという役割でストライクジークヴルム・サジッタを1枚だけ採用しました。

 

 

さて、ここから大型スピリット。

このデッキのフィニッシャーはレムリア、シュタインボルグ X、ストライクヴルムレオ Xです。

レムリアとシュタインボルグ Xは相性抜群。

レムリアの煌臨時、アタック時の召喚のコストがボルグ Xの効果で確保でき、バーンダメージもトラッシュ送り、後続が尽きにくいです。

ストライクヴルムレオ Xの採用は実は最後の最後でした。

このデッキのアーキタイプを回していた時、レムリアだけでは打点が微妙に足りないことが多く、歯痒い思いをしていました。

そこにレオ Xを入れるだけで全て解決してくれました。

シンボル追加効果は強力で低コスト低BPでも全てダブルシンボルなので、白晶防壁以外ではほとんど止まりません。

 

ボルグ Xやレオ Xの星界放で創界神のコアがなくなりそうなものですが、レムリアで展開すれば、複数枚創界神が配置されやすいこのデッキではむしろ創界神の上のコアが増えている為問題なし。

 

強力な召喚時効果を持つ5コスト以上のスピリットはリリアとレムリアの効果で防御手段として活用でき、相手のターンにアクエリーズナー召喚して相手をボトム送りにできます。

 

スコルビウムは最高の煌臨元。

更地からでもバースト発動、レムリアを煌臨し、効果でスピリットを召喚すれば様々な除去が可能となり、かつ神託を3回も行える為ほとんどの創界神の神技が使用可能となります。

 

レムリアやリリアの効果でボルグ Xを召喚、ボルグ Xを回収を繰り返し、神託を稼ぎながらボルグ Xがいる状態で自分のターンを迎えると、展開のみにコアが使える為、かなり強い動きであるということは覚えておいてください。

 

サジットヴルムノヴァは、、、いりません。

ボルグ Xの星界放が実質ノヴァなので、展開力とシシャノシャドリームなどを突破でき、防御手段にもなりうるレムリアの方がこのデッキでは遥かに強いです。

 

 

マジックの枚数は8枚。

神託が重要、そしてレムリアの効果で出せるスピリットを減らせないこのデッキでは、これ以上スピリットを減らすことができませんでした。

一時期、アポローンもリリアも神託するこのデッキでクローズドジェミニが落ちて悲しくなるので、1枚キャンサーシェルに入れ替えてましたが、クローズドジェミニは1枚で全て解決してくれるので結局ジェミニを3枚。

 

ボルグ Xでピンポイントで回収できる為、環境によってはスコーピオンパイルをピン刺しするのもありです。

 

 

グランシャリオはただ強カード。ただ、複数枚は手札にはいらないので2枚だけの採用。

このカードの最大の長所は赤シンボル。

サジタリアスドローという強力マジックをフル軽減で打つことができ、サジッタの軽減も取れるこのカードは後攻のときに創界神と一緒に出したい。

 

 

攻め方は前回の記事にも載せましたが、ここでは防御手段についても紹介します。

 

防御手段として採用したヴィエルジェ(re。

以前推しカードシリーズで紹介したこのカード、そこで紹介した動きがこのデッキでは無理なく入る上に強力。これもトラッシュに落ちたヴィエルジェを回収できるボルグ Xのおかげでもあります。

 

ヴィエルジェは破壊や手札バウンスには強いですが、デッキバウンスとコアシュートには少し弱かった。しかし、ボルグ Xで回収できる為、バウンスされそうならわざと消滅させたりして、レムリアやリリアの効果でボルグ Xを召喚、ヴィエルジェを回収すれば相手にプレッシャーを与えられます。

青と黄は装甲で防がれにくいため召喚時のバウンスで相手の耐性を突破できることも多いです。

ライフが増える為リリアの神域が起動しやすく、クローズドジェミニが腐ることはありません。

ヴィエルジェの効果で、ヴァージニアが破壊されると手札に戻るのも忘れずに。

 

 

ボルグ Xのおかげで痒いところに手が届いた感を得た新しい光導。

プレイしていて楽しく、毎回様々な動きができ、かつ強い為何回使っても飽きません。

今回はマジで自信作なので是非組んでみてください。